日本では、学生時代、スピーチやプレゼンの仕方を教わること、あまりありませんよね。
今の教育現場では、プレゼンも積極的に取り入れられているようですが、
私の時代には(笑)、人前で話す機会そのものが少なかった気がしています。
だからでしょうか。
日本人は初対面の方をぐっと惹きつける自己紹介が苦手です。
なぜうまくいかないの? 自己紹介ベタの原因は日本の文化にアリ
元NHKアナウンサーの相澤静さんは、300人以上にインタビューし、200本以上の生中継を担当してきた、いわば初対面の人の心を開いて話を聞きだすプロ。
最初に相手に与える印象をコントロールしてぐっと惹きつける「技」の持ち主です。
(12/1に開催された「コミュニケーション力UP講座」の様子)
相澤さんいわく、日本人の自己紹介ベタは「謙遜」という日本の文化に関係があるそう。
当然のことながら、マイナスの言葉を発する人に対して、私たちはあまり良い印象を持ちません。
しかし、日本人はどうしても「謙遜」をしてしまうので、自己紹介にマイナスな言葉を挟んでしまうそうです。
言われてみると…(^^;
思い当たる節がありますね。
まずはポジティブな言葉だけを意識して自己紹介することを心掛けましょう。
語尾は上げる?さげる? 印象を左右する「語尾」の重要さ
仕事の場面でも、恋愛のシーンでも、共通して願うことは、「自分の印象を良くすること」ですよね。
その印象が、「語尾」一つで左右されてしまうなんて。
怖いですね。
では、語尾の上げ下げで人が持つ印象はどう変わるのでしょうか。
相澤さんにお聞きしました。
語尾⇧: 幼い、落ち着きがない、軽い 等
語尾⇩: 信頼できる、落ち着いている、頼りがいがある 等
間違いなく、語尾は上げたほうが良さそうですね!
女性の恋愛のシーンにおいては、、、たまには上げてみるのもアリですけど(笑)
相手を気遣う言葉選び
皆さん、NHKのアナウンサーさんが、東北の大震災関連のニュースの際、「がれき」という言葉を使わないこと、ご存知でしたか?
「がれき」とは、不要な物のこと。
でも津波で流されてしまったもののほとんどは、持ち主にとって「大切なもの」だったはず。
だから、「がれき」とは言わないそうです。
相手を傷つけない、不快にさせない言葉選び。
「がれき」のほかにも、たくさんありそうです。
例えば、少しズレるかも知れませんが、「結婚できる(できない)」という言葉も、それにあたりますね。
結婚しないからと言って、ダメな人間なわけではありません。
たまたま良いタイミングによいご縁がなかった人に対し、「結婚できない」という言葉を使うのは、避けたいものです。
相手を気遣う言葉選び、覚えておきたい大人のマナーです。
(12/1に開催された「コミュニケーション力UP講座」の様子)
仕事でも恋愛でも、その人の印象を大きく左右する、話し方。
元NHKアナウンサー 相澤静さんは講座を開いています。
一度体験してみてくださいね。
相澤さんのFacebookはこちら ⇒ ★★★
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